
imagination
音響、そしてリズム的にもかなりの実験作だった『id』を経て、2002~2003年は彼らを含み、Polarisやハナレグミもガッツリ活動をともにし、いいヴァイブスを放出しはじめた、そんなココロとカラダがいい塩梅で前進するニュアンスが凝縮されたオリジナル5thアルバムだ。 元来、ジャズ研っぽい演奏力はお墨付きの彼らだが、ここにきてメロディや歌詞の分かりやすさでポップを表現するでもなく、ぶっちゃけられたさまざまなイマジネーション(時に妄想)そのものがポップ=普遍的だと言わんばかりの充実した楽曲を多産している。ダルなジャズ的アンサンブルに乗せ独白する原田郁子の等身大の姿(「Y・S・G・R」)も新鮮。ロックバンドとしてもっと評価されてしかるべきと思う。(石角友香) 聴けば聴くほど不思議なバンドだ。もう5枚目になるが、未だに彼らの“形”がつかめない。本作でもほんわりしたメロディと原田郁子のうたを全面に出してみたりしているが、デビュー当時に回帰しようというのではなく、その後ろのサウンドはしっかり複雑なのである。 日常と精神世界とを行き来する壁がさらに薄くなったと感じさせてくれるクラムボンの5枚目のアルバム。ライトで限りなく柔らかい楽曲のタッチと原田郁子のヴォーカルの深みある浮遊感が実体を持ちながら舞っていき、高い評価を受けた前作『id』から1年でさらに進化した、と手応えを感じられる一枚である。一聴すると彼ら独特の淡い色彩の曲が単調に続くように思えるが、ときにはハードに微妙ながら表情を変えていくのが楽しい発見であったりする。ループを多用した展開は、ときとして退屈さを感じさせるものだが、彼らのそれは脳内覚醒を促進させる響きに満ち、曲の世界へ一気に引き込むパワー、というか甘味をもっているのである。まさにタイトルどおり“想像”を誘発させる曲の数々だといってよい。とまあ、こう言ってしまうのは、もしかしたら深読みしすぎなのかもしれないが、全身をゆだねることのできる包容力のあるアルバムであることは間違いないのだ。部屋に引きこもって聴くべきである。 (石塚隆) --- 2003年12月号
专辑歌曲列表
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纯音乐 大小:1.43 MB
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日语 大小:4.76 MB
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日语 大小:4.9 MB
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日语 大小:4.9 MB
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日语 大小:4.66 MB
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日语 大小:3.73 MB
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日语 大小:4.24 MB
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日语 大小:3.21 MB
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日语 大小:2.59 MB
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日语 大小:2.58 MB
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日语 大小:4.74 MB
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日语 大小:4.91 MB
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日语 大小:4.9 MB
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日语 大小:4.64 MB
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纯音乐 大小:5.28 MB
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日语 大小:6.11 MB
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日语 大小:11.5 MB